富士山の絶景撮影スポット

みなさん こんにちは。

今回は、富士・東部林務環境事務所から富士山の絶景撮影スポットを4つご紹介致します。

先ず始めにご紹介するのは、鳴沢村字富士山にある全国育樹祭記念広場です。

ここは、平成2年10月14日に開催された第14回全国育樹祭の会場として整備され、育樹祭開催時には、皇太子殿下に御臨席いただき、式典や育樹作業などが行われました。また、平成14年度には、敬宮愛子内親王殿下の御誕生を記念して、東屋やベンチなどが造られております。

p5Y3rV_QRコード1.png

スポット位置QRコード

スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります
https://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B026'30.8%22N+138%C2%B044'10.6%22E/@35.441889,138.736278,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x0:0x0!8m2!3d35.441889!4d138.736278

広場までのアクセスは、

①富士山有料道路(富士スバルライン)を富士山に向かって進んで行き、料金所の前にある信号機(胎内洞窟入口)を右折します。道なりに進み、左側に「創造の森」看板が見えたら、その手前の道を左折します。

p5Y3rV_信号機(胎内洞窟入口)右折.png

信号機(胎内洞窟入口)右折

p5Y3rV_看板(創造の森)左折.png

看板(創造の森)左折   

②左折後直進すると看板がありますので、看板を右折し到着です。

p5Y3rV_看板(全国育樹祭記念広場)右折.png

看板(全国育樹祭記念広場)右折

L43T9j_4.jpg

看板(全国育樹祭記念広場)   

広場には駐車場も整備されていますので、車で来場できます。

広場の入り口には禁止事項等注意看板があります。皆さんが利用する広場ですのでグッドマナーをお願いします。

入口を背に広場を見た正面(北側)の景色がこちらです。天気が良ければ三ッ峠などが観られるかもしれません。

L43T9j_5.jpg

そして、振り向くと裾野のカラマツ林とともに雄大な富士山が姿を現します。広場が標高約1200mに位置していますので、富士山が近く大迫力です。

L43T9j_6.jpg

広場には、東屋、テーブル、ベンチ、多目的トイレも整備されており、ランチを食べながら、富士山を眺めて、ゆったりと広場で一日過ごす、そんな休日もおすすめです。

2つめは、青木が原樹海を紹介します。

青木が原樹海は富士山の裾野に広がる3000ヘクタールに及ぶ広大な原生林です。

その広さはまさに樹の海と呼ぶにふさわしいものです。

この樹海を気軽に散策できる場所を紹介します。

p5Y3rV_QRコード2.png

スポット位置QRコード

スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります

https://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B028'44.8%22N+138%C2%B039'30.8%22E/@35.4791143,138.656362,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x0:0x0!8m2!3d35.47911!4d138.658556

L43T9j_7.jpg

富岳風穴の駐車場の西側から東海自然歩道と呼ばれる歩道が整備されています。

ここから樹海の散策ができます。

L43T9j_8.jpg

一歩踏み入れると樹齢300年を超える大きな木たちが出迎えてくれます。

歩道は、整備が行き届いておりとても歩きやすいです。

L43T9j_9.jpg

溶岩を掴むように樹が立っています。

自然の力強さを感じます。

L43T9j_10.jpg

コケに覆われた林内は荘厳な雰囲気につつまれています。

ジブリの世界に踏み込んだような気持ちになります。

L43T9j_11.jpg

緑のトンネルになっています。

手つかずの自然は様々な景観を見せてくれます。

日常から解放されて森林の中で自然の偉大さを満喫することができます。

L43T9j_12.jpg

20分ほど樹海を散策すると鳴沢氷穴に到着します。

鳴沢氷穴は、富岳風穴とならんで富士山麓の代表的な溶岩洞窟の一つです。

青木ヶ原樹海周辺にも富士山の絶景スポットがあります。

鳴沢氷穴から車で5分ほどの西湖湖畔にある「西湖野鳥の森公園」です。

ここにはヤマガラやメジロなど60種類以上の野鳥が観察できます。

L43T9j_13.jpg

芝生広場からは雄大な富士山を眺めることができます。

L43T9j_14.jpg

野鳥の森公園の周辺も青木ヶ原樹海を堪能できる歩道が整備されています。

こちらにも西湖コウモリ穴や竜宮洞穴などいくつか洞窟があります。

竜宮洞穴は野鳥の森公園から樹海を30分ほど散策すると到着します。

L43T9j_15.jpg

L43T9j_16.jpg

この日は外国人のカップルが来ていました。

L43T9j_17.jpg

洞穴の中には小さな祠があります。

2礼2拍手1礼をしてお参りをしていました。

L43T9j_18.jpg

洞穴からの風景はこちらです。

3つめにご紹介するのは、高座山です。

高座山は、忍野村と富士吉田市の市村界にあります。比較的登りやすい山だと思われますが、急勾配な箇所もあり、それなりにハードです。勾配が急な斜面については、ロープが設置されていますので、手袋等装備していくと良いと思います。

p5Y3rV_QRコード3.png

スポット位置QRコード

スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります

https://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B028'42.3%22N+138%C2%B051'24.1%22E/@35.4779889,138.8467269,15z/data=!4m5!3m4!1s0x0:0x0!8m2!3d35.478417!4d138.856694

道中にはアキノキリンソウやサラシナショウマなどの花が観られます。

L43T9j_20.jpg

L43T9j_19.jpg

山頂までの道中で富士山の絶景スポットがあります。雄大な富士山が一望できます。

L43T9j_21.jpg

ここが高座山の山頂(標高1304m)です。高座山の山頂には三角点があります。

L43T9j_22.jpg

L43T9j_23.jpg

おまけのスポットとして、杓子山をご紹介致します。高座山から1時間ほど尾根を歩くと山梨百名山の1つである杓子山山頂(標高1597m)へ到着します。山頂にはテーブル、ベンチや鐘が整備され、ゆっくりと360°の景色を楽しめます。

p5Y3rV_24.jpg

山頂からは富士山とその裾野に広がる樹海を一望できます。

p5Y3rV_25.jpg

下山途中には、皮膚病に効果が高いと評判である不動湯の鉱泉がありますので、登山の疲れを癒やすため一風呂浴びていくのも良いかもしれません。

4つめは、河口の森を紹介します。

みなさん河口の森をご存じでしょうか。

p5Y3rV_26.jpg

p5Y3rV_河口の森.png

スポット位置QRコード

スマートフォンなどで読み取ることで、この場所の位置がわかります

https://www.google.co.jp/maps/place/35%C2%B033'23.6%22N+138%C2%B047'00.7%22E/@35.5565603,138.781334,17z/data=!3m1!4b1!4m5!3m4!1s0x0:0x0!8m2!3d35.556556!4d138.783528

天下茶屋と聞けば、ご存じの方も多いかもしれません。

河口湖北岸に広がる天下茶屋付近から黒岳までの森を、河口の森といいます

天下茶屋は、太宰治が二階の一室で数ヶ月過ごしたことで有名で、近くには記念碑が設置されています。

p5Y3rV_27.jpg

そして、様々な素敵な富士山と河口湖を眺めることができます。

p5Y3rV_28.jpg

p5Y3rV_29.jpg

天下茶屋前と太宰治記念碑前からの富士山です。

紅葉した森と富士山と河口湖を楽しめました。

この日は、雲ひとつない晴天で、沢山の人が訪れていました。

はやり有名スポットですね。

四季折々の富士山を楽しんでください。

これからの季節、雪が降ると、このような富士山が楽しめます。

雪道には十分気をつけて下さいね。

p5Y3rV_30.jpg

p5Y3rV_31.jpg

2016.1.22撮影)

記念碑を奥に進むと急な階段があり、さらに登ると御坂山、黒岳へと続く歩道があります。

歩道は文学の小道と呼ばれているそうです。

河口の森へは、河口湖側から御坂トンネル入口の三ツ峠入口バス停からか、県道河口湖御坂線の天下茶屋バス停からアクセスできます。

時間のある時に自然と文学を堪能してみてはいかがでしょうか。

以上4箇所について、富士山を撮影しに訪れてみてはいかがでしょうか。

山梨県では、ご紹介しました4つのスポットを含む魅力的な森林のスポットを100箇所選定し、「やまなしの魅力ある森林スポット100選」として情報発信しております。ご興味のある方は、ぜひ下記リンクにアクセスしてみてください。

(山梨県/やまなしの魅力ある森林スポット100選)

http://www.pref.yamanashi.jp/kenyurin/shin100sen/shin100sen.html

 以上です。閲覧いただき、誠にありがとうございました。

詳細はこちら: http://www.yamanashi-kankou.jp/blog/2017/11/291117b.php